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 児童養護施設事業計画 (概要)

 

 現在、児童処遇の現場では、入所児童の62%が被虐待児、20%が障害のある児童という情況から、より個別的な養育とケアの質を高めるよう施設の小規模化、ケア単位の縮小が求められています。虐待などのより心に深い傷を持つ子供を対し、職員との個別的な関係を重視したきめ細やかなケアを提供するため、家庭的な環境の中で小規模グループケアによるケアを行う体制の整備を着実に進めなければなりません。このような現状を踏まえ、生長の家神の国寮は、平成21年度第4軒目のグループホームの開設と本体施設を改修して小規模グル−プケア゚を実施して、一層の施設小規模化に取り組んでまいります。その上で、築後43年を経過して老朽化の著しい本体施設の建て替えを実現すべく検討を開始したいと思います。その為の募金と、現在個人的に支援して下さる方々を会員として継続的・組織的に支援して頂く仕組みを構築する計画です。

 施設内での児童の安心・安全を確保するため、「児童福祉法等の一部を改正する法律」が平成20年11月に成立し、平成21年4月から施行されました。この改正法第6節では、被措置児童等虐待防止規定が設けられ、"施設長、施設職員、一時保護所の職員、小規模住居型養育事業を行なう者及び里親等が行う暴行、わいせつな行為、ネグレクトおよび心理的外傷を与える行為等を「被措置児童等虐待」と位置づけ"て、施設内虐待の防止と虐待の発見・通告・届出があった場合の事実確認と保護・施設の立入調査・質問・勧告・業務停止等講ずべき措置等が明確に定められています。

 施設は、措置児童が信頼できる大人や仲間の中で安心して生活できる場でなければなりません。措置児童が信頼を寄せるべき立場の施設職員が入所中の児童に対して虐待を行うということが起きていることは、児童の人権を著しく侵害するものであり、絶対にあってはならないことです。幸いにして、生長の家神の国寮では、このような事態は起きていませんが、「被措置児童等虐待対応ガイドライン」「児童養護施設における人権擁護と人権侵害の禁止・防止・対応のための要項およびチェックリスト」をよく学習し、日々の生活の中で行われている養護・養育の内容を総点検して、創始者の提唱された生命の教育に基づく確固たる意志のもとに児童の権利擁護をはかり、児童が安心・安全に生活を営むことができて、いつも児童が心の底から笑って暮らせる施設でありたいと思います。これらの施策を実施し、社会的養護の実践を確固のものとするために、職員の継続的な施設内での教育と、専門的能力を獲得するための専門家を招いた研修会や外部研修の機会を計画的に設けて職員資質の向上を図りたいと思います。

 更に、今年度は、平成20年12月1日に公益法人改革3法が施行されたことに伴い、新法制下の公益財団法人として今後も活動していけるように、新たな公益事業の策定と公益認定の取得にむけて準備作業を開始します。

 

     

 中長期計画

 

 現在、生長の家神の国寮では、大規模(大舎制)施設運営から、生活単位を小規模(小舎制)にした施設運営へと変遷を遂げています。

 児童虐待防止法の制定を契機に被虐待児の入所が増加し、今までの大舎的集団運営から子どもたち個人の特性、治療的養護に主眼を置いた見守りが出来るよう、地域小規模グループホーム、東京都独自の取り組みである施設分園型グループホームの増設を図り、2005年4月国立市に男女混合縦割りのGH「プラムフィールド」、2006年4月国分寺市に男子自立支援型GH「欅の家」、2007年3月立川市に男女混合縦割りのGH「さくらんぼの家」、2009年3月府中市に男女混合縦割りのGH「ひまわりの家」の4カ所のグループホーム開設を実現してきました。

 今後の課題としては本体施設のユニット化への着手と、地域支援への取り組みがあげられます。

 喫緊には本体施設の全面的改修、改築を行い、小規模単位でのグループケアを実施すると共に、高齢児の社会的自立をサポートする自活訓練室、入所児の家庭復帰を促進するための親子訓練室の設置を合わせて行います。また今後の入所児童の増加を見越し、子どもたちの生活の場を確保するため新規グループホームの開設も行えるよう、制度の変化にあわせて年度毎に計画、立案を行い施設運営の見直しを図っていきます。

 地域支援においては生長の家神の国寮が公的サービスの担い手として、さらに地域との連携を強めショートステイ、トワイライトステイ、保育事業などの子育て支援の拡充を視野に入れています。近年多様化するニーズに即したサービスの提供を実現するため、人材の育成と確保にも重点を置き、事業の拡大を目指すものとします。

 

『写真で紹介・神の国寮グループホーム』はこちら



『今後の事業展開』
 
概 要
詳 細
本年度
・本体施設改修への検討、準備
・本体施設改修を着工(次年度に終了)
・子育て短期支援事業の開始
ユニットケアへ向けて職員体制の見直し
本園ユニットケアの開始
小規模グループケアの実施
自活訓練室、親子訓練室の設置
次年度
・地域支援事業実施計画策定
・施設運営の見直し
地域支援事業実施への準備、設備の整備
各GHを含む施設運営の見直し
次々年度
・新規GH開設への検討、準備、実施
第5グループホーム開設
新規GH、ショートステイ事業のための職員体制の見直し
以降
・トワイライトステイ、保育事業計画への立案、検討、準備

 

 

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